今回は、クリナップの自動洗浄付きレンジフード、洗エールレンジフードのメンテナンスについてご紹介していきます。
我が家では【家づくり】キッチン各社からクリナップステディアに決めた理由&お気に入りポイント7選に書いた様に、キッチンはクリナップのステディアを選択しています。
2023年2月現在、住み始めて1年以上経ちましたが、ステディアのお気に入りポイントは下記7選から殆ど変わっていません。
多分ステディアは基本的なキッチンとして必要十分以上で、不満が出るとしたら、キッチンの通路幅とか、家事動線が生活とマッチしていなかった場合なのではと、最近は思っています。
我が家では【内覧写真4】設計事務所で建てた家の雑木の庭を眺めるキッチンのお気に入りポイント6選に書いた様に、通路幅は110㎝、キッチンカウンター越しにダイニングテーブルの間取りというように設計頂いたお陰で、快適にキッチンを使用できています。
それでは、ステディアお気に入りポイント7選の一番目、洗エールレンジフードのレビューの詳細をご紹介します。
洗エールレンジフード各部の名前
洗エールレンジフードのメンテナンスを理解する為に、はじめに各部の名前を紹介します。
自動洗浄してくれるのは、ファンとフィルターが一体なった、ファンフィルターになります。
因みに、各部品にはコーティング(親水性塗装、はつ油塗装)が施してあり、油汚れが湯洗いで落とせます。
メンテナンス(お手入れ)箇所
ファンフィルター以外は、目安の掃除頻度は1か月になっていますが、汚れたら都度掃除した方が良さそうです。
1.ファンフィルター
掃除が必要な頻度は、2か月に1度が目安。
タイミングは本体信号受信部の洗浄ランプがついた時です。
2.本体・トレイパネル・調理センサー・信号受信部
水分を含ませたスポンジ、柔らかい布などで表面の汚れをふき取る。
3.整流板
左右のストッパーを指で押し込み、整流板を外します。
整流板の表面、内面および端部は水分を含ませたスポンジ、柔らかい布などで汚れをふき取ります。
4.フード本体内部
ぬるま湯でうすめた台所用中性洗剤を浸したスポンジや柔らかい布などでフード本体内部のパネルやインナーフードの汚れをふき取る。
自動洗浄のメリットとは?
結局自動洗浄とは言っても、ファンフィルターは相変わらず人間が掃除をする必要があります。
【家づくり】TOTOシンラ選定経緯と使用レビュー、楽湯とお掃除浴槽に感激(動画あり)に書いていますがTOTO等のお風呂の自動洗浄機能は、洗い場も浴槽も完全に自動でやってくれますが、それとは大きく違います。
クリナップが分かり易いメリットを2つ提示してくれていますので、ご紹介します。
掃除時間の短縮と節水
一般的的なフィルターの掃除では、手洗いに50分×2枚で100分必要です。
それに対し自動洗浄機能では10分で済むので、90分の短縮。
また手洗いでは28Lの水を使用するのに対し、自動洗浄では0.65Lと55Lの節水。
正直、節水は水道代にすると殆ど体感はできませんが、掃除時間の短縮は確かに有難いです。
自動洗浄の手順
ファンフィルター自動洗浄工程を添付しておきます。
多分レンジフードの積算可動時間により、洗浄のフラグを立てていると思います。
大体二か月に1度程度、信号受信部にある洗浄のランプが点灯します。
本体から給水トレイを外します。
40~45℃のお湯を給水トレイに入れます。
キッチンの水栓からの給水でOKです。
給水トレイを本体に取り付け、洗浄ボタンを押すと洗浄開始です。
洗浄が終了すると、トレイの排水を促すランプが点灯します。
本体から排水トレイを外します。
今回はそれほど油汚れはついていなかったようです。
油を調理で多く使用した月は、もっと黄色い排水になっています。
以上になります。
このレンジフードは、製造はpanasonic製になりますが、やはりpanasonic以外のキッチンメーカーのレンジフードは、多くがファンを外して洗う必要がある為、それらと比較するとメンテナンスは楽な方かも知れません。
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