今回は早春に花を咲かせるクロモジ属の中で最も遅い開花となったクロモジの開花をご紹介していきます。
これまでに、記録的な暖かい春となっている2023年は、3月の中旬に【雑木の庭】枝ぶりの主張を残したシロモジの開花は、冬と春の境界を趣深く表現していますでシロモジがまず開花し、続いて【雑木の庭】シロモジより更に繊細な枝ぶりのアブラチャンの開花にてアブラチャンが開花していました。
シロモジもアブラチャンも、葉の展開に先立って花が咲き、どことなく冬と春の境界を良く表現した趣になっていました。
クロモジはそれより遅れる事10日、3月の下旬に入りモミジやエゴノキ、コナラの葉も芽吹いてきた頃の開花になり、同じクロモジ属でもより青々とした雰囲気の佇まいを見せています。
クロモジの植生
クロモジの開花の様子
植栽2年目にして初めて開花しています。
シロモジやアブラチャン等、他のクロモジ属とは異なり、葉の展開と共に花を咲かせるようです。
花の位置も、葉の下なので、シロモジやアブラチャンよりも目立ちません。
花言葉が「誠実で控えめ」なのも納得です。
植栽2年目の開花の感想
2年目にして初めての開花なので、感動しました!
、、、、がWEBの写真ではもっと濃密に開花しているので、今年はもっと手入れをして来年に更に期待したいところです。
病害虫はあまりつかないクロモジですが、昨年の夏には葉が虫からかなり食害を受けていました。
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