【雑木の庭】クロモジの開花、花の密度が低いのは夏の食害のせい?ベニカで対策します

樹種毎の特徴や成長記録
ランキングに参加してます。1日1回クリックして頂けると嬉しいです!

今回は早春に花を咲かせるクロモジ属の中で最も遅い開花となったクロモジの開花をご紹介していきます。

これまでに、記録的な暖かい春となっている2023年は、3月の中旬に【雑木の庭】枝ぶりの主張を残したシロモジの開花は、冬と春の境界を趣深く表現していますでシロモジがまず開花し、続いて【雑木の庭】シロモジより更に繊細な枝ぶりのアブラチャンの開花にてアブラチャンが開花していました。

シロモジもアブラチャンも、葉の展開に先立って花が咲き、どことなく冬と春の境界を良く表現した趣になっていました。

クロモジはそれより遅れる事10日、3月の下旬に入りモミジやエゴノキ、コナラの葉も芽吹いてきた頃の開花になり、同じクロモジ属でもより青々とした雰囲気の佇まいを見せています。

本記事がお勧めな人

・クロモジの植生が知りたい
・クロモジの開花の様子が知りたい
・クロモジの食害と対策について知りたい

2023年3月のシロモジ
2023年3月中旬の我が家のアブラチャン
スポンサーリンク

クロモジの植生

クロモジの植生

・クロモジ属クロモジ科の落葉低木樹
・樹高は最大6m程度
・漢字は黒文字
・枝を折ると良い香りがし、爪楊枝の材料となる
・半日陰から陽当たりの良い場所で育つ
・花期は3~4月頃(2023年は暖かく3月に咲きました)
・花言葉は「誠実で控えめ」
・葉や枝は香りが良く、お茶やアロマに使用される
・耐寒性が強い
・病害虫はあまりない(葉は良く虫に食べられる)
・秋に黄葉する
・切り花などによく使用される

クロモジの開花の様子

植栽2年目にして初めて開花しています。
シロモジやアブラチャン等、他のクロモジ属とは異なり、葉の展開と共に花を咲かせるようです。

花の位置も、葉の下なので、シロモジやアブラチャンよりも目立ちません。
花言葉が「誠実で控えめ」なのも納得です。

2023年3月下旬の我が家のクロモジの開花
2023年3月下旬の我が家のクロモジの開花
2023年3月下旬の我が家のクロモジの開花

植栽2年目の開花の感想

2年目にして初めての開花なので、感動しました!

、、、、がWEBの写真ではもっと濃密に開花しているので、今年はもっと手入れをして来年に更に期待したいところです。

病害虫はあまりつかないクロモジですが、昨年の夏には葉が虫からかなり食害を受けていました。
【雑木の庭】虫食いのクロモジが復活の兆し!!移植後のひこばえは環境適応して強い!?

2022年8月の我が家の虫食いのクロモジ

【雑木の庭】秋の蛾(シャクガ?)によるエゴノキの食害!最も効果があった対策と、今後の予防についてにも書きましたが、ベニカファインスプレーが食害に効きそうなので、今年はしっかり対策していきたいと思います。

コメント