我が家では、秋はヤマコウバシ、シャシャンボ、ヒメシャリンバイ、早春は寒緋桜、ヤブツバキ、馬酔木を目指し、ヒヨドリやメジロ、ジョウビタキが毎日のように訪れます。
ここひと月ほどはメジロの姿を見なかったのですが、2024年5月5日に入り、急にメジロのツガイがやって来るようになりました。
開花が始まったエゴノキが目的のようですが、吸蜜はしていないようです。
枝付近を啄んでいたので、虫を食べているかと思いきや、何やら嘴には繊維を沢山蓄えています。
今回はたった1日で、エゴノキの表皮がずる向けになるほど、営巣に励む、我が家の雑木の庭のメジロの様子をご紹介します。
たった1日でエゴノキの表皮をずる向けにするメジロ
通常のエゴノキの表皮
昨日エゴノキの開花の記事の為にしたの写真を撮影しました。
2024/5/4になります。
木肌は滑らかで、傷一つついていません。
エゴノキの幹から繊維を紡ぐメジロ
2024/5/5、エゴノキにメジロがとまっています。
最初は何をやっているのかよく分からなかったのですが。。
嘴を見ると、繊維のようなものを蓄えているのを発見しました。
エゴノキの細い枝を啄んでいるかと思いましたが、枝にしては細すぎます。
よく観察すると。枝に少し傷が入っているような気がします。
しばらく観察を続けましたが、この細い繊維がエゴノキのどの部分かイマイチ分かりません。
枝なのか、葉の繊維なのか。
今年伸びてきた、若い枝かた繊維が出ているのを発見しました。
このような柔らかい枝からメジロが啄んでいるのでしょうか?
しかし、観察を続けると、エゴノキの主幹が傷だらけになり、繊維がほつれているのを発見しました。
どうやらこのメジロ達は、たった1日で、主幹を傷だらけにするほど繊維を頑張って紡ぎ続けていることが分かりました。
メジロがきている間は、昨日あれほど集っていたクマバチもこないようです。
あと一月後には、巣で家族を養ったメジロ達が、再び庭に戻ってくるでしょうか?
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