【雑木の庭】春から初夏のヒサカキ、ヒメシャラ、マルバノキ、ミツバツツジ、ミヤマシキミの成長速度

樹種毎の特徴や成長記録
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ブログ紹介

本ブログでは、「設計事務所」「工務店」「造園家」三者による家づくりの経緯や暮らし方含めて情報提供していきます。
我が家は3者の方々の協業により、建築と庭の調和を評価するユニソンフォトコンテストで最優良賞を受賞することができました。

初めての方は【家づくり】ユニソンフォトコンテストで最優良賞を受賞した建築と庭が一体の土間庭の家を紹介!!の記事からご覧下さいませ。

今回は、「アブラチャン、アセビ、コバノズイナ、コマユミ、サワフタギ」「コナラ、ムクノキ、ヒメシャリンバイ、オトコヨウゾメ」「アオキ、アズキナシ、エゴノキ、シラカシ、シロモジ」「ソヨゴ、ドウダンツツジ、ハイノキ、ハクサンボク、花筏」に続き、春から初夏にかけてのソヨゴ、ドウダンツツジ、ハイノキ、ハクサンボク、花筏の成長速度の実観測結果をご紹介していきたいと思います。

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ヒサカキ

3月上旬に開花した常緑低木樹のヒサカキ、花後の現在は多数の緑の実をつけています。
この実が青黒く熟す秋の頃には、メジロ等を集める誘鳥木となります。

今年伸びた部分は下の写真の緑色の枝部分。
長さは7㎝程度。
1年では20~30㎝ぐらいの成長が推測できます。

最大樹高は10mとのことですが、それまでに幾年の年月が必要でしょうか?

2023年6月初旬のヒサカキ

ヒメシャラ

落葉高木樹のヒメシャラは、5月下旬から花期を迎えています。

今年伸びた部分は、下の写真の黄緑の枝部分。
長さにしてほんの数cm。
1年でも10㎝程度の成長しかしないようです。

最大樹高が15mにも関わらず、成長速度は非常に遅いといえます。
実生で育てたら、大きな姿を見ることなく、人生を終えてしまいそうです。

2023年6月初旬のヒメシャラ

マルバノキ

落葉低木樹のマルバノキ。
4月中旬の芽吹きが始まった直後の写真がこちら。

2023年4月中旬のマルバノキ

それから2か月後の様子が下の写真です。
2か月で成長したのは。赤い枝の部分というより、少し淡い色の黄土色の枝の部分。
長さが8㎝程度。

1年では25㎝程度の成長でしょうか。
マルバノキは比較的遅い成長速度のようです。

2023年6月初旬のマルバノキ

ミツバツツジ

3月の下旬に見事な開花の様子を見せたミツバツツジは落葉低木樹。

今年伸びた部分は、下の写真の黄緑の枝の部分。
長さは5㎝程度。
1年では15㎝程度の成長が見込まれます。

最大樹高が3mと低いのを考慮しても、遅い成長速度となっています。

2023年6月初旬のミツバツツジ

ミヤマシキミ

3月中旬に開花したミヤマシキミは常緑低木樹。

2023年3月中旬のミヤマシキミ

成長の仕方はアオキによく似ており、花があった部分から新しい枝と葉が伸びはじめ、花と共に展開していた葉は黄色く枯れ落ちていくようです。

新しく伸びた部分の長さは4㎝程度。
1年では10㎝程度の成長でしょうか。

最大樹高が1.5m程度なこともあり、成長は遅いようです。

2023年6月初旬のミヤマシキミ

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